成功する名刺デザインは視線誘導で見やすく!視線誘導パターンZ・F・N型を意識したレイアウト術

【名刺作成の豆知識】第28弾のテーマは、視線誘導を意識した名刺レイアウトについてです。

人間の目は、画面や紙面を見る時に無意識で共通した動きをする傾向があります。この自然な視線の流れに沿って情報を配置すると、情報が読み取りやすくなり、重要な情報を見逃さずにすくい取れるようになります。名刺デザインを成功させるためにも、必要な情報を効率的に伝えられる視線誘導を意識したレイアウトが大切です。
今回の記事では、基本的な視線誘導パターンの種類と、名刺レイアウトに活かすコツをご紹介します。成功する名刺デザインを実現するために、ぜひ参考にしてください。

スタッフM

この記事は、次のような方におすすめです。

・情報がしっかり伝わる名刺デザインを作りたい方
・記載したい情報が多くどのように配置すればよいのか迷っている方
・視線誘導パターンを意識したレイアウトを実践したい方

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前回の記事では、AIを使った名刺作成をご紹介しました。今回の記事では、視線誘導パターンを意識した成功する名刺デザインについて解説します。

視線誘導とは?「グーテンベルク・ダイアグラム」と4つの領域

人は画面や紙面を見る時に、いくつかのパターンで無意識に視線を動かしています。人の自然な視線の流れに合わせて情報を配置することで、見る人にストレスを感じさせず、情報を読み取ってもらうことができます。

視線誘導は、Webデザイン、雑誌、広告、漫画、写真、絵画など、あらゆるメディアで取り入れられています。

視線誘導の基本「グーテンベルク・ダイアグラム」

グーテンベルク・ダイアグラムとは、視線誘導の基本的な考え方です。均一に情報が並べられた紙面を4つに均等に分割すると、視線は左上から右下方向に向かって移動するという法則です。4つの領域の特徴をご紹介します。

①左上 最初の視覚領域(Primary Optical Area)

視線が一番最初にたどり着く領域で、最も注意を引きやすいエリアです。
メインタイトル、重要メッセージ、メイン画像

②右上 強めの休閑領域(Strong Fallow Area)

視線が通り過ぎてしまい、あまり注目されないエリアです。
補足情報、詳細情報

③左下 弱めの休閑領域(Weak Fallow Area)

最も注意が向きにくいエリアですが、右下へ向かう途中に視線がかすめます。
補足情報、詳細情報

④右下 終着領域(Terminal Area)

最終的に視線が向かう終点です。情報を取り入れた後の行動を促すのに向いているエリアです。
まとめ、問い合わせ、連絡先、購入ボタンなど
視線の基本的な流れは①→②→③→④で、人の視線が真っ先にたどり着くのは左上で、右上と左下を通り過ぎ、最終的には右下へ到達していきます。

スタッフM

この4領域は絶対的なルールではなく、情報量、文字の大きさ、フォントの種類、色、コントラストなどによって、視線の流れを変えたり、優先順位を置き換えたりすることができます。しかし、4領域の特徴を知ってレイアウト設計の基本形とすることで、ストレスのない情報伝達が可能になります。

名刺デザインに活かす視線誘導パターン

名刺のデザインでも、左上から右下へといいう視線の流れの法則を意識すると、伝えたい情報を効率的に伝えられるレイアウトが築けます。

お客様

名刺のレイアウトを考えているのですが、どの位置にどの情報を配置すると見やすい名刺になるのでしょうか?

スタッフM

名刺デザインでは視線誘導を意識したレイアウトを行うと、見る人の関心を引き付け、伝えたい情報をしっかり伝えることができます。

視線誘導パターンには、Z型・F型・N型の3種類があり、名刺デザインの多くに取り入れられています。各パターンの特徴と向いている名刺の特徴をご紹介します。

【Z型】左上から右下へ、基本となる視線誘導パターン

Z型の視線誘導は、見る人の視線が左上から、右上、左下、そして右下の順に巡回するパターンで、グーテンベルク・ダイアグラムの基本形と同じパターンを示します。Z型のレイアウトは、全体を短時間で見渡すのに適しており、チラシ、バナー広告、雑誌の表紙など、幅広い印刷物やメディアで取り入れられています。


横書の名刺デザインでは、Z型が最も一般的なレイアウト方法です。左上のエリアに会社名やロゴなどを配置して相手の興味を引き付け、右上には顔写真やキャッチコピーなどの補足情報、左下に部署や役職、右下のエリアに名前や連絡先を入れるのが一般的です。視線が流れやすい右上や左下はあえて余白にし、中央に視線を集めて部署、役職、名前を入れるのも、Z型の視線誘導を活かした効果的なレイアウトです。

Z型レイアウトが向いている名刺は?

・横長の名刺
・シンプルで情報量の少ない名刺
・ロゴ、写真、キャッチコピーを配置する名刺
・余白を多く取り入れたい名刺

F型 多くの情報を伝えられるパターン

F型の視線誘導パターンでは、左上から右へ読み、少し下へ下がって右へ、そしてさらに下へと、F字型に徐々に視線が降りていきます。情報量が多くて縦長のウェブサイト(ニュースサイトやブログなど)、上から順に読みすすむ場合に適しています。型のレイアウトは全体を短時間でシンプルに見渡すのに適しており、チラシ、バナー広告、雑誌の表紙など幅広い印刷物やメディアで取り入れられています。

F型のレイアウトは、縦長かつ横書の名刺デザインに適しています。掲載情報量が多い場合でもすっきりとレイアウトでき、視線を誘導しながら必要な情報を伝えられます。視線がスタートする左上には会社名やロゴなどを入れ、中断や下段で資格、事業内容、SNSアカウント、連絡先などの情報を整理して伝えます。類似の情報はまとめて配置したり、フォントの大きさや色で優先順位をつけたりすると、大切な情報が埋もれません。

F型レイアウトが向いている名刺は?

・縦長かつ横書きの名刺
・資格、事業内容、実績、SNSアカウント、QRコードなど情報量が多い名刺

N型 縦長かつ縦書き向けのレイアウト

N型の視線誘導パターンは、右上から右下へ読み、斜め上に視線が移り、左上から左下へと、N字型に視線が動くパターンです。右上から読む日本語特有の視線誘導パターンで、縦書きが使われる新聞、教科書、書籍、広告などで多く使われています。
N型のレイアウトは、縦長かつ縦書きの名刺デザインに適しています。視線がスタートする右上に会社名やロゴなどを入れ、中央に肩書や氏名を配置し、左下には連絡先情報などを入れるのが一般的です。基本的には縦書きで使われるパターンのため、メールアドレス、公式サイト、SNSアカウントなど英文字情報を入れるのには適していません。

N型レイアウトが向いている名刺は?

・縦長かつ縦書きの名刺
・情報量が少なめの名刺
・筆文字を使った和風名刺
・メールアドレスやSNSアカウントなど英文字の情報は掲載しない名刺

スタッフM

多くの名刺デザインは、Z型、F型、N型に沿ってデザインされています。1からオリジナルデザインを作る場合でも、視線誘導パターンに沿って情報を配置することで、レイアウトにまとまりや整合性が生まれ、ストレスなく情報を読み取れる美しい名刺に仕上がりやすくなります。

成功する名刺デザインは「博多広告社」へご相談を!

視線誘導とは、見る人の自然な視線の流れを意図的にコントロールする技法で、Z型、F型、N型の3つが代表的なパターンです。視線誘導パターンを取り入れた名刺デザインは、自然な視線な流れに沿って文字やロゴを配置することで、ストレスなく情報を理解してもらいやすい、最重要情報が一目で分かるなどのメリットがあります。また、情報の配列に規則性を持たせることでデザイン全体に調和が生まれ、見た目にも美しい名刺に仕上がります。

視線誘導を意識した洗練されたデザインの名刺を作りたいと考えている方は、高級名刺の専門店「博多広告社」へご相談ください。「博多広告社」では、名刺デザイナーによるオリジナルデザインでの名刺作成を承っております。また、さまざまな業種で使える、シンプルで洗練された無料デザインテンプレートも多数ご用意しています。(テンプレート一覧はこちらから)

名刺作成の経験が豊富なスタッフが、デザイン作成、テンプレートの選定、用紙や印刷方法の選択など、お客様のご要望に合わせてしっかりサポートいたします。ぜひお気軽に、お問い合わせください。