バイリンガル名刺はどう作る?バイリンガル名刺のレイアウトパターンと作り方のポイントを解説
【名刺作成の豆知識】第29弾のテーマは、バイリンガル名刺についてです。
ビジネスのグローバル化が進み、国内外で外国のビジネスパーソンと名刺交換をする機会が増えてきています。海外の取引先や国内の外資系企業など、日本語を話さない人とビジネスシーン場合、英語表記の名刺を作る必要があります。
日本語と英語の両方の名刺が必要な場合、完全に分けた日本語と英語のバージョンを作るべきか、1枚の名刺で日本語と英語の両方を記載するべきか、迷ってしまう方も多いでしょう。また、バイリンガル表記の名刺を作る場合も、さまざまなレイアウトのパターンがあります。
今回の記事では、バイリンガル名刺について詳しく解説していきます!

この記事は、次のような方におすすめです。
・海外の取引先やクライアント用の名刺を作りたい方
・バイリンガル名刺のレイアウトのパターンを知りたい方
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前回の記事では、視線誘導パターンを意識した成功する名刺デザインを紹介しました。今回の記事では、日本語と英語の両方で表記するバイリンガル名刺について解説します。
- 1. 海外向けの名刺はどうする?英語名刺とバイリンガル名刺の比較
- 1.1. 英語名刺にするメリット・デメリット
- 1.2. バイリンガル名刺にするメリット・デメリット
- 2. バイリンガル名刺のレイアウトパターン
- 2.1. 両面型レイアウト
- 2.2. 片面型レイアウト
- 2.3. サンドイッチ型レイアウト
- 3. vCard形式のQRコード:多言語の名刺情報を伝達できる
- 3.1.1. vCardの入力例
- 4. バイリンガル名刺を作る時の注意点
- 4.1. 情報を厳選して見やすい名刺に!
- 4.2. デザイン性も妥協しない
- 4.3. 英語の表記揺れに注意
- 5. バイリンガル名刺でビジネスチャンスを広げよう!
海外向けの名刺はどうする?英語名刺とバイリンガル名刺の比較




海外の会社と取り引きする機会が増えたので、新しい名刺を作りたいと考えています。英語の名刺を作るか、日英両方で記載したバイリンガル名刺にするか迷っています。

海外向けの名刺を作る時、英語名刺と日本語の名刺を分けて作成するか、日英の両方の記載があるバイリンガル名刺にするか迷ってしまいがちです。両方のメリットとデメリットをご紹介します。
英語名刺にするメリット・デメリット
メリット
・英語情報のみを記載するためレイアウトやデザインの自由度が高い
・カンパニーロゴ、顔写真、QRコードなどを入れるスペースが確保しやすい
・日本語の分からない人に情報が伝わりやすい
デメリット
・日本語版と英語版を別々に作るため、コストがかかる
・2種類の名刺を持ち歩く必要がある

英語名刺は以下の方におすすめです。
海外出張が多いビジネスマン
海外出張が多い、海外の取引先やクライアントとの名刺交換をする機会が多いなど
国内の外資系企業に勤務している方
社内の公用語が英語、海外本社に出向くことも多いなど
インバウンド(訪日外国人)向けのビジネスをしている方
ホテル・お土産店・料理店・ツアーガイドなど

海外の人と名刺交換がする機会が多い方名刺のデザイン性を重視する方には、日本語版とは別に英語版の名刺を作るのがおすすめです。
バイリンガル名刺にするメリット・デメリット
メリット
・日本人にも外国人にも、一枚の名刺で通用する
・日英両方の表記で日本語でも英語でも対応できることがアピールできる
・バイリンガル名刺であることをデザインポイントにできる
デメリット
・情報量を厳選しないと紙面がゴチャゴチャしがち
・両面印刷をすると1枚ごとの単価が上がる

バイリンガル名刺は以下の方におすすめです。
海外の取引先やクライアントに会う機会がある方
年に1~2回程度は海外に行くことがあるというビジネスマン
国内の外資系企業に勤務している方
日本人と外国人のいるオフィス環境で日常的に仕事をしている方
在留外国人にもサービスを提供している専門職
不動産仲介業、行政書士、移民弁護士、医療従事者など、日本に住む外国人のサポートを行う職業の方
語学力をアピールしたい方
通訳・翻訳家、英会話講師など
海外からの受注を狙うクリエイティブ職
デザイナー、写真家、アーティストなど

また、そもそも名刺交換をする機会が少ないという方も、日本語と英語の2バージョンを用意するよりは、バイリンガル名刺1種類のみを用意する方が良いでしょう。
バイリンガル名刺のレイアウトパターン
バイリンガル名刺では、日本語と英語の両方で情報を掲載します。日本語のみ、英語のみの名刺に比べると。どうしても記載情報が多くなってしまうため、見やすいようにレイアウトすることが大切です。バイリンガル名刺のレイアウトは、大きく3つの配置パターンが考えられます。
両面型レイアウト

表面に日本語、裏面に英語の情報を記載するパターンで、バイリンガル名刺の王道レイアウトです。片面の日本語名刺や英語名刺と同じレイアウトで作れ、フォントサイズを小さくする必要も情報を削る必要もなく、デザイン性も保てます。名刺を渡す時は、相手の言語の面を向けて手渡ししましょう。
デメリットとしては、両面印刷が必要なので印刷コストが上がります。また、表と裏で紙質の違いがない名刺用紙を選ぶ必要があります。
片面型レイアウト
表面を上下か左右に分け、日本語の情報と英語の情報をまとめて配置するレイアウトです。1枚のカードで両方の言語を同時に確認できるのと、片面印刷で印刷コストを節約できるのがメリットです。
デメリットとしては、記載情報が多くなるためフォントサイズが小さくなりがちなことと、アイキャッチやQRコードなどを入れるのが難しいことです。
サンドイッチ型レイアウト

日本語と英語の情報を交互に記載するスタイルです。日本語の会社名の下に英語表記、日本語の氏名の下に英語表記、日本語の住所の下に英語表記と配置していきます。
英語表記が振り仮名の代わりになる、英語表記の色やフォントを変えることでデザイン要素として取り扱うことができるなどのメリットがあります。電話番号、メールアドレス、公式ウェブサイトなどの数字やアルファベットの情報は2度記載する必要がありません。
デメリットとしては行数が増えるためフォントサイズが小さくなりやすく、読みにくく感じることがあります。また、情報量が多く余白も少なくなってしまうため、ゴチャゴチャした印象になります。
vCard形式のQRコード:多言語の名刺情報を伝達できる
日本語と英語以外の言語の名刺が必要になる場合は、vCard形式のQRコードを掲載するのがおすすめです。vCardは会社名・氏名・電話番号・メールアドレス・住所などの情報をデジタルで交換するための電子名刺の国際標準規格です。名刺に記載されているQRコードを読み取れば、必要な情報がアドレス帳へ自動登録されるため、記載間違いを防げます。また、vCardではプロパティに言語タグを付与することで、日英両方で併記することが可能です。
vCardの入力例
// 氏名(日本語と英語)
N;LANGUAGE=ja:田中;太郎;;;
N;LANGUAGE=en:Tanaka;Taro;;;
// 表示名
FN;LANGUAGE=ja:田中太郎
FN;LANGUAGE=en:Taro Tanaka
// 会社名・部署名
ORG;LANGUAGE=ja:株式会社山田商会;営業部
ORG;LANGUAGE=en:Yamada Trading Co. ;Sales Dept.
// 役職名
TITLE;LANGUAGE=ja:システムエンジニア
TITLE;LANGUAGE=en:System engineer
また英語だけでなく、フランス語(fr)、スペイン語(es)、中国語簡体字(zh-CN)、中国語繁体字(zh-TW)などでも表示が可能です。英語圏だけでなく複数の国々のビジネスマンとのやり取りがある場合は、各言語のvCard形式のQRコードを裏面に並べて記載するのもおすすめです。
バイリンガル名刺を作る時の注意点



バイリンガル名刺は相手を選ばず、グローバルなビジネスシーンで利用できるので大変便利です。しかし、一言語の名刺作りに比べると、情報の選択やデザイン性の追求などが難しい傾向があります。バイリンガル名刺を作る時の注意点をご紹介します。
情報を厳選して見やすい名刺に!
バイリンガル名刺では日本語の情報と英語の情報の両方を記載するため、一言語の名刺よりも情報量がどうしても多くなってしまいます。掲載する情報を厳選して、行数が多くなり過ぎないようにし、フォントサイズもあまり小さくなり過ぎないように注意しましょう。
デザイン性も妥協しない
バイリンガル名刺は文字情報の多い名刺になりがちで、アイキャッチやグラフィックなどを入れるスペースが少なくなりがちです。文字が多いため余白も少なくなり、洗練されたデザインに仕上げるのが難しくなります。
片面ずつ日本語表記と英語表記で分ける両面型のバイリンガル名刺なら、紙面に十分な余白を設けたりアイキャッチを取り入れたりすることもでき、デザイン性を担保しやすくなります。片面型やサンドイッチ型のレイアウトの場合でも、カンパニーカラーを取り入れたり、小さくロゴを入れたりするなどして、見た目に美しい名刺デザインに仕上がるようにしましょう。
英語の表記揺れに注意
バイリンガル名刺では、日本語と英語の情報が、どちらも正確で一致していることが大切です。特に社名・部署名・役所名を英語表記にする時には、不自然な和製英語にならないよう、海外のビジネスシーンで通用する英語表記を使いましょう。 また、名刺に記載されている英語での社名や役職名と、公式サイト、契約書などの名称と一致することも大切です。
例えば、「株式会社」の英語表記は、「Co., Ltd.(Company Limited)」、「Inc.(Incorporated)」、「Corp.(Corporation)」、「Ltd.(Limited)(かつての有限会社)」などがあります。また、「部長」という役職名も、「General Manager (GM)「Department Manager」「Director」と表記できます。文書によって英語表記が違っていると問題になることもあるため、英語表記は社内で統一させ、正確な英語表記で名刺に掲載するようにしましょう。
こちらの記事では、海外の名刺事情や名刺交換のマナーについて詳しく解説しています。外国の企業を相手にビジネスをする機会がある方は、ぜひ参考にしてください。
バイリンガル名刺でビジネスチャンスを広げよう!
日本語と英語の両方で表記するバイリンガル名刺について解説しました。海外の取引先やクライアントと会う機会がある方や、国内でも外資系企業に勤めている方、訪日外国人や在日外国人を相手に取引することがある方にとって、バイリンガル名刺はビジネスチャンスを広げてくれる強力なツールとなります。
バイリンガル名刺の作成を検討している方は、ぜひ高級名刺の専門店「博多広告社」にご相談ください。
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