【名刺作成の豆知識】第19弾のテーマは、高級名刺の素材選びについてです。
全く同じデザインであっても、印刷する用紙によって名刺の印象は大きく変わります。一般的な名刺の素材には上質紙が多く使われていますが、他の名刺と一線を画した高級感のある名刺を作りたい場合は、高級感を感じさせる素材を使うことが大切です。
高級感を感じさせる素材にはどのような特徴があるのでしょうか。具体的にどの名刺用紙を選べば高級感が出せるのでしょうか。
今回の記事では、高級名刺におすすめの素材について考えます。
他社や他店と差を付ける!ラグジュアリー名刺の魅力を解説
前回の記事では、会社や店舗のイメージを向上できるラグジュアリー名刺について解説しました。今回の記事では、高級名刺におすすめの素材について解説します。
一般的な名刺にはどんな素材が使われている?



高級感のある名刺の素材を考える前に、一般的な名刺に使われている素材について解説します。ビジネスシーンで使われている名刺の多くが上質紙を使っています。
上質紙とは、木材や草から抽出された繊維の化学パルプ100%で作られており、表面のコーティングがされていない非塗装紙です。表面は光沢が少なくマットな質感で、手触りはサラサラとしています。白色度は一般的に80%〜90%以上で、紙の白さも特徴的です。非塗装のため鉛筆やボールペンなどで書きやすく、コピー用紙やメモ帳など幅広い印刷物に使用されています。
名刺に使われる上質紙は連量180kg(厚み約0.25mm)が一般的ですが、220kg(0.34mm)や265㎏(0.40mm)などの厚手の上質紙も人気です。
名刺の素材がブランドイメージに与える影響
名刺は企業や店の第一印象を決定づける重要なツールです。使用する素材の質感は、受け取った人が受ける印象を大きく左右します。繊維の浮き出た和風の用紙や手漉き和紙を使った名刺からは丁寧な物づくりや伝統を重んじる姿勢が感じられます。ラメ入りや強い光沢のある用紙を使った名刺からは、非日常感や豪華さを印象付けます。また、素朴な色合いのリサイクル素材を使った用紙からは自然体で飾らない社風や環境を大切にする企業理念が感じられます。
名刺の素材を選ぶ時は、ブランドイメージを効果的に反映できる素材を選ぶことが大切です。
高級感のある名刺作りには素材が重要
いくらデザインや印刷技術にこだわったとしても、薄くて粗悪な用紙を使っていたのでは、高級感のある名刺には仕上がりません。逆に、シンプルな名刺デザインでも質感の良い高級な素材に印刷すると、それだけで高級感のある名刺に仕上がることがあります。高級感のある名刺を作るためには、デザイン、レイアウト、印刷や加工の質の良さなども大切ですが、質の良い素材を選ぶことが不可欠です。
素材別の特徴を紹介!高級感のある名刺におすすめの高級紙・特殊紙・和紙



高級名刺に使われる名刺は大きく分けると高級紙、特殊紙、和紙の3種類があります。ここからは、それぞれの特徴とおすすめの用紙をご紹介します。
高級紙の特徴とおすすめの名刺用紙
高級紙とは、白さ、滑らかさ、品質、見映えなどの良さを追求した用紙で、特別感のある名刺を作成したい方におすすめです。色合い、光沢感、発色性、手触りは紙の種類によって異なりますが、基本的にはどれも「質感の良い白い紙」です。名刺のデザインや打ち出したいイメージに合わせて選べます。
おすすめの高級紙①スノーブル 211kg

スノーブルは、白色度は99%で雪のような白さとふわりとした質感が特徴の厚手用紙です。白色度が高くインクの発色も良好なので、イラストや写真などベタ面の多いデザインにもおすすめです。紙の色の白さや印刷適性の高さから、清潔感や誠実感を大切にしたい方にぴったりです。
おすすめ:医療関係、士業、政治家の方など
スノーブル 211kgの詳細はこちらから
おすすめの高級紙②ヴァンヌーボV-FS

ヴァンヌーボは、高い印刷適性と豊かな風合いのバランスが取れた高級紙です。カラー写真やイラストなども鮮やかに印刷することができますが、通常の塗工紙に比べると凸凹が感じられ柔らかくて心地よい手触りです。
おすすめ:セレクトショップ、アパレル、高級飲食店、士業など
ヴァンヌーボV-FSの詳細はこちらから
おすすめの高級紙③サーブルスノーホワイト 190kg

強くて細かな砂目模様が特徴のエンボス紙です。特徴的なテクスチャーで、手で触るとザラザラとした独特の質感があります。写真やイラストのベタ塗は白抜けが起こりますが、シンプルなデザインだと紙の質感が引き立ちます。
おすすめの業種:ショップカード、美容室、アパレルなど
サーブルスノーホワイト 190kgの詳細はこちらから
特殊紙の特徴とおすすめの名刺用紙
特殊紙とは、凹凸(エンボス)、ざらつき、色合いなどに特徴があり、個性のある用紙です。パルプ以外の原料が使われていたり、特殊な表面加工が施されていたりして、一般的な紙とは明らかに違う質感を持っています。他社や他店と差を付けられる特別感のある名刺や、特別なメッセージを伝えたい名刺におすすめです。
おすすめの特殊紙①LIMEX(ライメックス)

石灰石が主原料の環境に優しい新素材です。耐久性・耐水性に優れているのが特徴で、しなやかでしっとりとした手触りが魅力です。
おすすめの業種:SDGsへの取り組みを行う企業や団体
LIMEX(ライメックス)の詳細はこちらから
おすすめの特殊紙②スタードリームゴールド 209kg

両面にメタリックパール加工が施され、星の輝きを連想させるきらびやかさがあり、柔らかい光沢感で上品さと高級感を兼ね備えた最高級紙です。ゴールドの色合いなどでベタ面では色味が変わりやすいため、シンプルなデザインで紙質を活かすのがおすすめです。
おすすめの業種:エステサロン・美容室・貴金属店など
スタードリームゴールド 209kgの詳細はこちらから
おすすめの特殊紙③ペルーラ・ラスター 180kg

両面パール加工されており、スチールの硬質感を再現した特殊な印刷用紙です。表面に光沢があり、手触りはツルツルしています。
おすすめの業種:エステサロン・美容室・貴金属店など
ペルーラ・ラスター 180kgの詳細はこちらから
手漉き和紙や和紙風の用紙
和紙は、楮(コウゾ)、三椏(ミツマタ)、雁皮(ガンピ)などの植物を原料とし、昔ながらの手漉きで一枚一枚丁寧に作られた紙です。西洋紙より長い繊維を使っているため、表面の凹凸が多く、指に触れると心地よいザラ付き感が感じられるのが魅力です。見た目の美しさや質感の良さから、高級感を印象付けるのに最適の紙です。
和紙の質感や見た目の美しさを継承しつつ、印刷性が高く価格を抑えた和紙風用紙もおすすめです。
おすすめの和紙・和紙風用紙①手漉き和紙

1500年の歴史を誇る越前和紙を使用した和紙名刺です。しっかりとした厚みがあり、しっとりなめらかな手触りが特徴で、手漉きならではの高級感が感じられます。名刺サイズの枠で1枚ずつ時間をかけて丁寧に漉かれているため、刃物で切るシャープな切り端とは異なる、優しい輪郭が魅力的です。
おすすめの業種:和食店・割烹、高級旅館、呉服店、伝統工芸品のメーカーなど
おすすめの和紙・和紙風用紙②しこくてんれい 180kg

「しこくてんれい」は、昭和天皇即位式の「大礼の儀」にちなんで作られた越前和紙「大礼紙」をモデルに開発された和紙風用紙です。表に銀の羽のような模様が漉き込まれており、見る角度によって銀色の繊維が光るのが特徴。和紙の趣を残しながら印刷技術にも適した用紙で、プレミアム感の高い和風名刺が作成できます。
おすすめの業種:政治家、旅館、料亭の女将さん、書道家、呉服屋 など
しこくてんれい 180kgの詳細はこちらから
おすすめの和紙・和紙風用紙③新バフン紙 きぬ・つち 180kg

「新バフン紙N」は、古民家の土壁のような穏やかな表情の用紙です。藁のような細かい破片がブレンドされているため、手触りはザラっとしています。凹凸感が強い紙で、素朴でやわらかい印象のデザインに似合います。「きぬ」は茶色がかった白で、落ち着いた発色になります。「つち」は繊維の模様が見えやすく、より素朴な印象を与えます。
おすすめの業種:手工業者、自然派の飲食店や食料品店、園芸店など
新バフン紙 きぬ・つち 180kgの詳細はこちらから
高級感のある素材で特別な一枚に!
高級名刺に最適の名刺用紙をご紹介しました。名刺に使われる素材によって、受け取った時に受ける印象や手に持った時の触感は違ってきます。見た目が美しく心地よい触り心地の名刺からは、企業や店舗のこだわりや理念が感じられ、顧客の獲得やブランディングの向上に繋がります。
高級素材を使った名刺の作成には、福岡に拠点を持つ博多広告社にご相談ください。博多広告社では、高級用紙や特殊用紙を幅広く取り揃えており、イメージに合った高級名刺をお作りいただけます。最高級の越前手漉き和紙や和紙風用紙も取り揃えておりますので、和風の名刺にご興味がある方もぜひご連絡ください。


