【名刺作成の豆知識】第5弾のテーマは、名刺ケースの選び方についてです。
ビジネスパーソンの必需品である名刺を収納して持ち運ぶ名刺ケースもまた、ビジネスシーンに欠かせないアイテムです。
名刺ケースと一口に言っても、いろいろなデザインや素材のものがあり、どんな基準で選べば良いのか分からない方も多いかもしれません。
そこで、今回の記事では名刺ケースの役割や、名刺ケースを選ぶポイントを詳しく解説します。新社会人で名刺入れの購入を考えている方、使っていた名刺入れが古くなったので買い替えを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事は、次のような方におすすめです。
・名刺ケースを購入しようと思っている方
・ビジネスシーンにぴったりの名刺ケースを探している方
前回の記事では、名刺交換について解説しました。今回の記事では、名刺ケースの選び方について詳しく解説していきます。
名刺の交換ってどうするの?名刺交換の基本的な流れやマナーを解説
名刺ケースの役割とは?ビジネスマンにとって名刺ケース選びが大切な理由



「名刺を入れられれば、どんな名刺入れでも同じだろう」
「就職した時に親にプレゼントされたものを何年も使い続けてる」
お財布やカバンは素材やデザインなどにこだわりを持って選ぶけれど、名刺ケースは何気なく選んだりプレゼントされたりしたものを、長年使い続けているという方も多いかもしれません。
名刺ケースの主な役割は以下の3点です。
名刺ケースの役割① 名刺を保護する
名刺ケースの最大の役割は、名刺を保護することです。
ビジネスシーンでは自分の分身とも言える大切な名刺を、折れや汚れから守り、常にきれいな状態で保管することが大切です。
名刺交換で名刺をお渡しする時に、きれいな状態の名刺を提示することは、ビジネスマンとしての大切なマナーと言えるでしょう。
名刺ケースの役割② 名刺交換をしやすくする
名刺交換は、会議や商談の前のごく短い間で行われます。名刺交換をする時に相手を待たせることなくすぐに取り出せることが重要です。
名刺交換は初対面の人と行うものなので、さっと自分の名刺を取り出してスムーズに自己紹介ができれば、相手に「仕事のできる人」という第一印象を持ってもらいやすくなります。
名刺ケースの役割③ 名刺交換時の印象を良くする
名刺交換は初対面の方と行うものなので、名刺入れも第一印象を左右する要素となります。質が良くて落ち着いた印象の名刺入れを使っていると「信頼のできる人だな」「良いものをきちんと使っているな」という印象を与えることができます。
逆に古くボロボロになっているものや粗悪な素材のものを使っていると、ビジネスマンとしての品格や信用も落としかねません。
名刺ケースの役割④ いただいた名刺を保管する
名刺交換時に相手からもらった名刺は、相手の分身として丁寧に取り扱うのがマナーです。
受け取った名刺は折り曲げたりしないよう注意しながら、必ず名刺入れにしまいましょう。ポケットや手帳にしまうのはマナー違反です。
受け取った名刺はオフィスや自宅に戻ったら名刺入れから取り出し、名刺ホルダーやデジタル名刺管理アプリなどで整理して保管しましょう。
名刺入れの選び方のポイント




使っていた名刺入れが古くなり、新しいものを購入しようと思います。

名刺入れ選びで注目したいポイントは、機能性、デザイン・色、素材の3点です。選び方のポイントについて詳しく説明します。
機能性で選ぶ
収納力や名刺の出し入れしやすさなど、機能的であることは名刺ケースにとって重要なポイントです。
必要な枚数の名刺がすっきりときれいに収まるか、名刺交換時にすっと名刺が取り出せるかなどを確認して、使い勝手の良いものを選びましょう。
収納枚数は業種や職種などによって、日頃持ち運ぶ名刺の枚数は変わってきますが、少なても20枚ぐらい入る容量のものがおすすめです。
営業職や異業種交流会などに多く出席する方は、名刺交換の機会も多いので、より枚数が多く入る大容量のものを選ぶと良いでしょう。
デザイン・色で選ぶ
名刺入れは毎日持ち歩くものなので、気に入ったデザインや色であることも大切です。
士業など堅い職業の方が選ぶなら、落ち着いた雰囲気のシンプルなデザインのものがおすすめです。
色も黒・茶色・紺色などのベーシックな色が好ましいでしょう。
デザイナーやアーティストなどクリエイティブ系の職業の方なら、セルフブランディングの一環として、凝ったデザインの名刺入れやベーシックカラー以外のカラフルな名刺入れを選ぶのもおすすめです。
デザイン面で要注意なのが、一目でブランドが分かるようなモノグラムのものやブランドロゴが大きく入った名刺入れです。
ブランドが前面に押し出されたデザインの名刺入れに対して、良い印象を持たない方も少なくありません。
特に20代や30代の若手が高級ブランドの名刺入れを持っていると悪目立ちしやすく、「生意気」「分不相応」と思われてしまうこともあります。
ノーブランド品だけれども質の良いもの、ブランドものでもロゴが目立たずシンプルなものを選ぶのが無難です。
素材で選ぶ
名刺入れはさまざまな素材のものがあります。
素材によって質感や使い勝手が異なるので、どの素材を選ぶかは重要なポイントです。
以下で、名刺入れに多く使われている素材と、各素材の特徴をご紹介します。
本革製
本革製の名刺入れは、スーツスタイルにも良く似合うクラシックで上品な印象です。
メンズで人気が高いのは黒、ネイビー、茶色などのベーシックな色合いですが、レディース向けでは赤、白、ピンク、水色など明るめのカラーの商品も販売されています。
また、レザーの種類によって素材感も異なります。最も一般的な牛革は耐久性が高く、経年による変化が楽しめます。
柔らかさとキメの細かさを持つ羊革、ツルっとした質感で強度の高いコードバン(馬革)、柔らかくて滑らかな質感の鹿革など、牛以外のレザー商品も人気があります。
金属製
金属製の名刺入れは、クールでおしゃれな印象を与えます。
金属製の名刺入れは名刺が折れたりすることなくきれいに収納できることと、名刺の出し入れがスムーズなのがメリットです。
アルミニウム、ステンレス、真鍮、チタニウムなど、金属の種類によって質感、色合い、光沢が変わってきます。
金属製の名刺入れは「カジュアルよりでビジネスシーンには好ましくない」と言われることもありますが、老舗の金属メーカーの職人が作る金属製名刺入れなどは、品質が高くシックな印象で、ビジネスシーンでも自信を持って使えるでしょう。
木製
木製の名刺入れは、手に持った時の優しい質感や温もり、ほんのりと香る木の匂いなどが魅力です。
他の素材に比べると伝統や環境を大切にしているという印象があるため、環境関係の職業、伝統工芸に関する職業、SDGに取り組んでいる企業の方などにおすすめです。

名刺入れの選び方、とても参考になりました。

高級名刺専門の「博多広告社」では、軽くて持ち運びに便利な「本革の名刺入れ」も販売しています。
厚さ2cmとゆとりのあるサイズで、5つのポケットがついているので、自分の名刺はもちろん、いただいた名刺も整理しながらしっかり収納できます。
黒、赤、ベージュ、ブラウン、ピンク、みどりと、レザーの美しさを引き立てる6色からお選びいただけます。
名刺入れを新調したい方は、ぜひご検討ください!
本革の名刺入れ(ゆったりサイズ)
【本革名刺入れ】(7色)
本革は重いという印象ですがこちらの名刺入れは軽いので持ち運びに便利です。
厚さ2cmのゆとりあるサイズで色々なカードがはいります。
手触りはしっとりと柔らかいので手に馴染みます。
ポケットが5つあり名刺交換の際にスムーズに渡すことができます。
※数量限定
名刺入れの選び方についてのまとめ



名刺入れの選び方について解説しました。
名刺入れは、名刺交換の時に必ず相手の目に止まるアイテムなので、ビジネスマンとしての品位を高めるようなものを選びたいものです。
また、自分の名刺や相手の名刺を大切に収納でき、名刺交換がスムーズにできるような、機能性も見逃せません。
高級名刺専門店の「博多広告社」では、ビジネスシーンにしっくり溶け込む本革の名刺入れも販売しております。
こだわりの名刺を大切に持ち運べるように、この機会にぜひ本革の名刺入れもぜひお買い求めください。