【名刺作成の豆知識】第6弾のテーマは、ビジネスシーンでの紙名刺の重要性についてです。
オンライン会議やメールでのやり取りなど、ビジネスのデジタル化が進む中、デジタル名刺を活用する方が増えてきています。
「昔ながらの紙の名刺は、もう必要ではないのでは?」
と思われる方も、少なからずいらっしゃるでしょう。
現代のビジネスシーンにおいて、紙の名刺はどんな役割を担っているのでしょうか。
今回の記事では、ビジネス名刺の役割を改めてご紹介します。デジタル化が進む現代だからこそ、ビジネスシーンにおける紙名刺の役割を見直して、他の人と差が付けられる名刺を用意したいものです。紙の名刺を作成するか迷っている方や、どんな名刺を作るのか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事は、次のような方におすすめです。
・紙の名刺を作るかどうか迷っている方
・ビジネス用にどんな名刺を作成すべきか悩んでいる方
前回の記事では、名刺ケースの選び方について解説しました。今回の記事では、紙名刺の重要性について詳しく解説していきます。
ビジネスシーンで活躍するメンズ&レディースの名刺ケースの選び方ガイド
名刺の交換ってどうするの?名刺交換の基本的な流れやマナーを解説
電子名刺で十分?紙の名刺はもう必要ない?



近年はオンライン会議やリモートワークが増え、取引先との連絡もメールが中心など、対面で名刺交換をする機会が以前と比べると少なくなってきています。連絡先をオンラインで交換できる電子名刺を活用することも増えており、紙の名刺はもう必要ないという意見もあります。
確かにかつてのように、対面での商談や会議が頻繁に行われ、初対面の人と名刺を交換するのが当たり前…という時代ではなくなってきています。しかし、第一線で活躍するビジネスマンの多くは、現在でも紙の名刺にこだわっていることが多いものです。

新しく名刺を作るべきか迷っています。電子名刺も使っているし、紙の名刺が必要かな?と悩んでいます…。

オンラインでの商談や会議を多く活用している人にとって、電子名刺は便利なツールです。でも対面での重要なシーンでは、紙名刺が欠かせません。一流のビジネスマンこそ、状況に応じて電子と紙の名刺を上手に使い分けています!
ビジネスマンが紙名刺にこだわるべき3つの理由



連絡先を交換するだけなら、確かに電子名刺は便利かもしれません。しかし、対面での商談や会議といったビジネスの重要な場面で、「紙の名刺は持っていません」ではビジネスマンとして落第です。
デジタル化が進む現代だからこそ、ビジネスシーンにおける紙の名刺の重要性は高まっているとも言えます。一流のビジネスマンとして、紙の名刺にこだわるべき理由を解説します。
紙名刺にこだわるべき理由① ブランドイメージを表現できる
紙の名刺は紙の質感や厚み、特殊な加工や印刷、色やフォントの選び方、デザインなどから、名刺を受け取った相手にさまざまな印象を与えます。
例えば、厚みがある品質の高い用紙を使った名刺は「信頼度が高い」「誠実」という印象となり、パール加工などの艶やかな紙の名刺からは「エレガント」や「高級」といった印象を受けます。
モノトーンのシンプルなデザインの名刺からは「堅実さ」や「誠実さ」、毛筆フォントを使った縦型レイアウトの名刺からは「伝統的」や「格式の高さ」、逆にカラフルでポップなデザインの名刺からは「ワクワクする」「創造性に富んでいる」など、選ぶフォントやデザインによってさまざまな印象作りが可能です。
紙の名刺からは視覚や触感を通じて、デジタルでは伝わりにくい企業や個人としてのブランドイメージを表現することが可能です。
紙名刺にこだわるべき理由② コミュニケーションのきっかけが作れる
名刺の交換は、対面でのコミュニケーションの第一歩です。会議や商談が始まる前のわずかな時間や、イベントや交流会など多くの人が集う場で、自己紹介ツールとして名刺が活用できます。
名刺交換は、相手に自分を知ってもらい、興味を持ってもらうチャンスです。電子名刺を交換していて連絡先は既に知っているという相手に対しても、初めて顔を合わせる時には名刺交換をすることで、自分の名前と顔を一致させ覚えてもらうきっかけを作れるでしょう。
また、大勢の人が集まる場所に出席する場合は、名刺交換をすることで人脈が広がり、新たなビジネスチャンスにつながる可能性も高まります。
紙名刺にこだわるべき理由③ 安心感と信頼感を与えられる
名刺には初対面の相手に、自分がどの会社に属してどんな仕事をしているのかを伝える役割があります。例え、口頭で詳しく自分の職業や提供しているサービスのことを伝えたとしても、きちんとした名刺がなければ信頼してもらうのは難しいでしょう。
物理的な紙の名刺は、ビジネスマンにとって身分証明書のような役割を果たします。質の高い紙を使い、適切なデザインで必要な情報が記載されている名刺を提示することによって、プロフェッショナルであることを印象付け、相手に安心感を与え、「この人に仕事を任せて大丈夫」と信頼してもらえます。
紙名刺にこだわるべき理由④ 伝統的なビジネスマナーや所作を示せる
日本では名刺交換に際して伝統的なマナーがあり、ビジネスマンにとって欠かせない基本的な素養の一つです。紙の名刺にこだわることで、自信を持って名刺交換に臨むことができるでしょう。
名刺交換の所作は第一印象を大きく左右します。名刺交換のマナーをしっかり守り、堂々と美しく丁寧な所作で名刺を受け渡しすることで、相手への敬意も示すことができます。特に年配の方や立場が上の方を相手にする場合は、名刺交換をきちんと行うことで相手により良い印象を抱いてもらいやすく、良好な関係でビジネスを始められるきっかけにもなります。
紙名刺にこだわるべき理由⑤ デジタル情報への橋渡しができる
従来の名刺は氏名、肩書、所属部署に加えて連絡先の情報が記載されているのが一般的でした。最近では、従来の掲載内容に加え、QRコードやURLを記載し、企業や自身のホームページやSNSなどへ誘導するというデザイン事例が増えてきています。
名刺という限られたサイズの紙片の中に伝えたい情報を全て詰め込むと、デザイン性が損なわれ、大切な情報が埋もれてしまう可能性があります。QRコードやURLを活用すれば名刺のデザインはすっきりとまとめられ、提供しているサービス一覧や導入事例など、クライアントに伝えたい情報へのアクセスも促すことができます。
紙の名刺の重要性についてのまとめ



紙の名刺の重要性について解説いたしました。ビジネスの形がいろいろと変わっていく中で、名刺も進化してきています。
迅速な情報共有やオンラインでのコミュニケーションには電子名刺が便利ですが、対面での会議や商談などの重要な場面では紙の名刺は欠かせません。紙の名刺を使うことによって、以下のことが実現できます。
紙の名刺が重要な理由
・ブランドイメージを表現できる
・コミュニケーションのきっかけが作れる
・安心感と信頼感を与えられる
・伝統的なビジネスマナーや所作を示せる
・紙名刺からデジタル情報への橋渡しができる
ビジネス上での大切な場面に供えてこだわりの名刺を用意することによって、ビジネスチャンスを広げられるでしょう。

デジタル化が進んでいる今だからこそ、紙の名刺の重要性はさらに増していると言えるのかもしれませんね。用紙やデザインにこだわった品質の良い名刺を作りたくなりました!

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