名刺を作る際、紙には相当悩まれることがあるかと思います。
その際、「紙の厚さの260kgってどう言う意味?」など分からないことも多数。
せっかくデザインに凝って作った名刺なら、後悔しないようしっかり紙の事を理解して作りたいですよね?
今回は紙に対する豆知識をご紹介します。
Point1 紙の厚さのkgって?
例えばこのマシュマロホワイト180kgとマシュマロホワイト225kgこの違いはなに?kgって何?と思われる方は多いと思います。
2つの違いは紙の厚さです。kgとは紙の厚さを表現しています。
印刷に置ける紙の厚さは「mm」でなく「kg」で表します。
180kgや225kgと言うのは印刷用紙を1,000枚(=一連と呼ぶ)積んだ時の重さです。
この用紙の重さを連量といい、連量が多くなると紙は重くなり用紙も厚くなって行きます。
用紙の大きさは四六半ので計算されます。
厚さの目安ですが、コピー用紙は主に55kgと名刺よりとても薄いです。
一般的に名刺の厚さは160kg〜240kgと言われています。
当店での一番軽い用紙は180kgとなっています。
普通紙だと上質紙・マシュマロホワイト・マシュマロナチュラル・アートポスト・マットポスト。
高級紙ではしこくてんれい白、ケンランモモ、ペルーラ・ラスターなどです。
Point2 紙の厚さは売上・リピートに関係する?
まず薄手の180kgの用紙の名刺のメリットは
- ・名刺ケースにかさばらない
- ・透けて見えるデザインが出来る
と言った点が挙げられます。
ですが弱点として
- ・薄いため折れたり敗れたりしやすく耐久性が低い
- ・あまり気持ちがこもって見えない
と言う弱点があります。
実際あなたが薄い用紙の名刺を受け取った時の気持ちを考えてみてください。
薄い用紙から責任感の重さや、こだわりを感じられますか?
勿論そう思わない方も居るのは事実ですが、やはり印象に残らない名刺の一つの要因だと思います。
ですが薄い紙でも印象に残る名刺を作ることは可能です。
当社では180kgの薄手の用紙は、しこくてんれい白・ケンランモモ、ペルーラ・ラスターがオススメしております。
この3つは紙の薄さに関わらず、印象に残りやすい用紙です。
特にしこくてんれい白は料亭や和をイメージするお店にぴったりの用紙です。
ペルーラ・ラスターは真珠のような輝きと光沢を持ち、受け取った側は思わず息が出るような高級感のある仕上がりとなります。
Point3 厚い用紙は印象に残る?
まず厚い用紙の弱点としては
- ・名刺入れにかさばりやすい
- ・原価がかかる
と言った弱点が挙げられます。ですが
- ・厚いため折れにくく耐久性がある
- ・重いため、責任の重さやこだわりを感じられる
と言った利点があります。
名刺ケースに名刺がどんどん入れられていく中で、目につきやすいのはやはり用紙の厚い名刺だと思います。
大量の名刺を触っていく中、ふと少し重量感があるだけでも「あっ」と目につくものです。
ショップカードですと、レシートなどとそのまま財布に入れられる可能性は高く、
薄手の紙では耐久性が無く、すぐにボロボロになってしまいます。
次の来客まで日の長い、美容室やエステサロンであればなおさら耐久性のあり、捨てられないカードが大事です。
そうなると、やはり厚い用紙の名刺はコストをかけるだけの利点はあるのです。
特にヴァンヌーボVは用紙の中に空気が入っており分厚いものの軽く、肌触りも良いためお客様が名刺を探す際すぐに見つかるかと思います。
同じくマーメイド絹も独特の手触りで目が止まりやすいでしょう。
Point4 紙の薄さは臨機応変に
用紙の厚さ、重さだけでなく、デザインと手触りで印象に残る方は勿論居ます。
そして用紙によっては印刷する内容、デザインと紙質の向き不向きも。
自分がどういった目的でどういう名刺にしたいのか、それが最も重要です。
もし「自分でもどう言う名刺にしたいかわからない、けれど印象に残る名刺にしたい」
とお悩みのあなたにも、当社は名刺を作成する際にご職業や目的に合った適切な用紙をご紹介致します。
お気軽にお電話またはメールにてご連絡ください。
印象に残る名刺作りを心よりお手伝い致します。