名刺作成で気になる「紙の厚さ」について

名刺を作る際に、用紙に悩んだ経験はありませんか?
サイズや紙質、デザインによって相手に与える印象は変わります。
せっかくつくる名刺なら、後悔のないよう紙の事を理解して作りたいですよね。
今回は、「名刺の厚さ」が相手に与える印象と、
薄い名刺と厚い名刺、それぞれのメリット・デメリットについて解説していきます。
Point 1 「kg」って何の単位?
たとえば、〈マシュマロホワイト180kg 〉と〈マシュマロホワイト225kg〉
名前は同じですが、180kg と 225kg、「kg」の前の数字が違いますよね。
2つの違いは用紙の厚さ。
印刷用紙の名前についている「kg」は、用紙の厚さを表しています。
厚みなのに重さの単位? と思われる方もいるかもしれませんが、
これは「ある規定のサイズ」の印刷用紙を「1連=1,000枚」積んだときの重さを示しています。
この用紙の重さを「連量」といい、連量が多くなると紙は重く、厚くなります。
同じ紙でも規定とするサイズが違えば連量は異なりますが、一般的には四六判での連量を指すことが多いようです。
(ちなみに四六判とはB判より少し大きいサイズのことです!
Point 2 名刺の厚さは第一印象に関係する?
名刺の厚みは意外と見落とされがちですが、手にした瞬間の印象を左右する大切なポイントです。
それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、ご自身のブランディングにぴったりの厚さを選んでみてください。
薄い名刺のメリット・デメリット
薄手の用紙で作成した名刺には、
- 名刺入れの中でかさばらない
- かろやかでスタイリッシュな印象を与える
- 柔らかさや親しみやすさを感じられる
- 低コストで作成できる
といったメリットがあります。デメリットとしては
- 耐久性が低く、傷みやすい
- 薄さが頼りない印象に
- デザインによってはチープな印象になる
などが挙げられます。
フットワークの軽さや親しみやすさを与えたい方には、薄手の用紙がぴったり。
一方で、デザインにもよりますが、頼りな印象になったり、
あまり印象に残らない名刺になってしまったりするかもしれません。
たくさん配る名刺については質より量を優先する方が多いようです。
厚い名刺のメリット・デメリット
厚い用紙で作成した名刺には、
- 折れにくく耐久性がある
- 重みがあり、高級感や信頼感を与えられる
- 名刺入れの中で存在感があり、相手に覚えてもらえる
といった利点があります。その一方で、
- 名刺入れの中でかさばりやすい
- コストがかかる
などが挙げられます。
店舗の雰囲気に合わせ高級感を紙で演出することも可能です。
信頼感や誠実さのアピールにもつながります。
名刺以外でも、ショップカードやポイントカード、診察券など、
耐久性が必要なカードなどは、厚手の用紙をおすすめしています。
Point 3 博多広告社で選べる名刺用紙
一般的に名刺の厚さは110~240kgと言われています。
博多広告社では、官製はがきと同じ「180kg~260㎏」の用紙からご用意しております。
普通紙 180㎏
上質紙、マシュマロホワイト、マシュマロナチュラル、アートポスト、マットポスト
高級紙・特殊紙 189㎏~260㎏
レイナR、しこくてんれい白、ヴァンヌゥボー、アラベールスノーホワイト、
ニューラグリンSスノー、ペルーラ・ラスター、新バフン紙きぬ、
新バフン紙つち、ディープマット
など…
180kgの用紙は厚みもある程度しっかりしており、
耐久性にも問題がありません。
手にした瞬間にしっかりと重みや厚みを感じる名刺を作成することができます。
特に高級紙は、厚手の紙には重厚感で劣りますが、軽くてコンパクトながらも
「ちょっとこだわった」印象を与えてくれる用紙としておすすめです!
作成するなら、印象に残る名刺を!
今回は厚みについてご説明いたしましたがいかがでしたでしょうか?
あなたがどういった目的で名刺をつくるのか、どういった印象を与え誰に渡すのか、用途に合わせたご提案をさせていただきます。
「具体的には決まっていないけれど……印象に残る名刺にしたい!」
などお悩みのあなたには、当社のデザイナーが用途や目的に合ったデザインで適切な用紙をご紹介いたします。
お気軽にお電話またはメールにてご連絡ください。
あなたの大切な名刺作りを心よりお手伝いいたします。